もし、ネズミの赤ちゃんを保護してしまったら。
あなたは飼いますか?それとも可哀想だけれども処分を・・・?なんとなくハムスターに似ているから同じように飼うことが出来るかも、と思いがちの方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなか難しい面が多いようです。
ネズミを育てることについて調べてみました。
ネズミはペットとして飼えるのか?
正直、飼育にはそれなりの覚悟と用意が必要であると思います。
ペットショップで売られているハツカネズミなどは病原菌などを介していない状態で売られていますが、万が一逃がしてしまったら危険です。
野生のネズミと接触した場合すぐに病原菌を媒介しますからね。
ちなみにネズミはジャンプ力があるので、大きく高めのゲージを用意して脱走できないようにしましょう。
また、ネズミは硬いものをかじって歯を削る習性があります。
ゲージの材質にも注意して選んでください。
購入された、もしくは拾ってしまったネズミの赤ちゃんを育てる場合。
最初はやはりミルクからです。
牛乳はお腹を壊す可能性があるので、市販されているペット用のミルクが好ましいです。
シリンジやスポイトなどを用意し、ネズミがミルクを飲みやすいようにするため先端を少し改造してください。
その中に少し温めたミルクを入れ、赤ちゃんの口に入れて飲ませてあげましょう。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、コツさえつかめればあとは赤ちゃんがゴクゴク飲んでくれると思います。
お腹が少しポッコリするくらいで大丈夫でしょう。
2~3週間様子をみながら1日3回程度ミルクをあげます。
ネズミはハムスター用の餌で飼育できるので、ペレット(人工的に作られたもの)を最初のうちはふやかして与えてみましょう。
また、成長したら野菜やヒマワリの種、チーズなども与えてみてくださいね。
夏と冬は気温の調節に気を付けて飼育しましょう。夏は涼しく風通しのいい場所。
冬は暖かくしてあげないと動けなくなってしまいますから、暖房器具の調整や毛布などをうまく使って暖かくしてあげてください。
ゲージ内もこまめにお掃除することが大事ですよ。
まとめ
野生のネズミを飼育するのは、衛生面からみてもあまりお勧めできません。今回調べてみても、そういう意見を多く目にしました。ネズミに媒介する菌が人にとって良くないことが理由に挙げられるようですよ。