ネズミ類は哺乳類の中で最も繁栄したグループであり、約2,000種が存在します。

全哺乳類の種のおよそ40%を占めており、日本には3科24種が分布しています。

その中で、家屋に出現するネズミと地域性の見られるネズミを紹介していきたいと思います。

日本に生息する家ネズミの種類は?

日本で家ネズミと呼ばれるのは、ハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミの3種です。

手のひらにのるくらい小さネズミが現れたら、それはハツカねずみです。

他の2種と比べて、半分以下の大きさしかありません。

小さいすき間に糞の痕跡を見つけたら、ハツカネズミの仕業です。

体が小さいぶん、身軽でどこにでも入り込んでしまいます。

外で暮らすものもいますが、寒さを避けて冬場にだけ民家の倉庫・物置に避難してくる個体もいます。

体よりも尻尾が長く、耳が顔に対して大きいものはクマネズミの可能性が高いです。

クマネズミは運動が得意で、外の電線・排水パイプも簡単に上って、どこからでも入ってきます。

寒さに弱いので建物の中に巣をつくることが多く、天井裏で走り回ります。

移動しながら排泄をするので、移動ルートのあちこちに糞を落としています。

ドブネズミは、体が大きく、尻尾の長さがそれより短いです。

水まわりの被害が多いときは、ドブネズミが原因と考えられます。

湿気や寒さに強く、ビル1階の飲食店に出ることも多いです。

泳ぎも得意で、家の外に巣をつくることも多く、床下や配水管などから入ってきます。

一方、高いところに上るのは苦手なので、マンションの高い階には出ません。

日本 生息 ネズミ

日本の北海道のみに生息するネズミは?

北海道全域に分布している、エゾチヤチネズミから紹介します。

森林、草原、湿地などのさまざまな環境で見られますが、特に笹などが密なところで優勢です。

北海道では、一般的なネズミとして認識されています。

体長は10㎝前後、尾の長さは約4㎝~約5㎝と、小型のネズミです。

背中の毛は、暗い黒色をしています。

悪名高いエキノコックスの中間宿主としても知られています。

次は、ミカドネズミで、北海道の森林などで目にすることができますが、道南での目撃例は少ないです。

体長は8㎝~10㎝くらい、尾の長さは約3㎝~約5㎝です。

背中の毛色は赤さびのような色をしており、尾まで毛がびっしりと生えているのが特徴です。

最後に、ムクゲネズミ、利尻島、礼文島、日高・大雪山系等に広がっていると考えられていました。

近年の研究により、その生息域は北海道に広く分布していることが分かりました。

高山植物群落、広葉樹林、ハイマツ帯などの環境で生活しています。

特に好むのは、沢地の笹と他の草本類が混生した湿潤な環境です。

体長は約10㎝~約14㎝と幅広く、尾の長さは4㎝~6㎝くらいです。

背中の毛は赤褐色をしています。

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まとめ

日本に生息している家ネズミは、3種類いることが分かりました。

それぞれはっきりとした特徴があります。

北海道にのみ生息している地域性のあるネズミもいろいろいます。

 

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