ハムスターとネズミって似ているようで、どこか違いはあるのでしょうか?
家に出るネズミの中にも、種類によって糞や雌雄に違いはあるのでしょうか?
今回は、これら2つをテーマにして話していきたいと思います。
ハムスターとネズミの見分け方は?
見分けるうえで、2つのポイントがあります。
1つ目は、外見的な特徴の違いとして、尻尾の長さを挙げることができます。
ハムスターは尻尾がないに近いのに対し、家に出るネズミは自分の体長よりも長い尻尾をもっています。
野生のハムスターは、砂漠などの乾燥した草原に住んでいます。
木や岩などに登る必要性がなく、身体のバランスを取るのに必要な尻尾が退化したと考えられています
2つ目は、食性に見られる違いです。
ハムスターは草食に近い雑食性で、ネズミは雑食性です。
どうやらネズミの方が多めにタンパク質を必要とするようです。
ただし、ネズミの中にも草食に近いものもいますので、大きな違いとは言えません。
ネズミの見分け方!糞で!雌雄の違いは?
家に出現するネズミは、ハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミの3種がいます。
しかし、糞によってその種類を見分けることが簡単にできます。
ハツカネズミは4㎜から7㎜の、先端が尖った針のような糞をします。
クマネズミは6㎜から10㎜の、細長くてふぞろいな糞をします。
それは、クマネズミが動き回りながら排泄をするためです。
ドブネズミは10㎜から20㎜と大きな、丸い糞をします。
これは3種に共通して言えることですが、若いオスとメスを識別することは難しいです。
しかし、成育したメスはオスに比べ肛門と生殖器の間の長さが比較的短いと言われています。
まとめ
ハムスターとネズミを見分けるには、外見的な特徴で簡単に判断することができます。
ネズミは尻尾が異様に長いですが、ハムスターはほとんど見られません。
家屋に出現するネズミの種類によって、糞の形や大きさに違いが見られます。
ネズミのオスとメスの違いは、肛門から生殖器の間の長さで判別できます。