天井から、壁の間から夜中にガリガリと音がしたら、ネズミがいる可能性が高いです。
そもそも、なぜネズミは物をかじる必要があるのでしょうか?
今回はそれをテーマに取り上げ、少しずつ紹介していきたいと思います。
ねずみは、なぜ物をかじるの?
ねずみの被害を受けた家庭では、よくねずみにかじられた痕を見ることができます。
木や布、紙はもちろん、時にはコンクリートでも穴を開けて、 通れるような穴を開けることもあります。
これには、きちんとした理由があります。
ねずみは、生きている間ずっと前歯が伸び続けていきます。
ねずみは上の歯、下の歯ともに、1週間で2.1㎜~2.8㎜前後伸び続けます。
年間にすると、10cm以上もねずみの歯は伸びることになります。
ねずみがいろんなものをかじるのは、伸びすぎないように歯を削るためだと言われています。
歯が伸び過ぎると口を閉じられず、餌も食べられなくなり、最悪の場合は亡くなってしまいます。
ねずみ自体に悪気があるわけではないのですが、人間にとっては本当に迷惑な話です。
ねずみがかじるのは、柱、などの木だけではなく、配線、電気や電話のコードなどを好んでかじります。
電気コードをかじるのは、ねずみの研究者の意見によると、ちょうど良い太さと硬さだからとのことです。
壁の間でガリガリと音が、天井裏でガリガリとかじる音を聞いたら、すぐに駆除に取りかかりましょう。
かわいそうな気もしますが、それと同時に、ねずみの侵入経路を塞いでいきましょう。
壁の間でかじるねずみには超音波で撃退しましょう。
壁に穴を開ける必要もなく、超音波ねずみ撃退器を音がする壁の真向かいに設置すれば準備万端です。
まとめ
ねずみがガリガリと物をかじるのは、歯が伸びすぎないように削るためだということが分かりました。
しかし、生き残っていくためとは言え、家の中を傷つけられたらたまったものではありません。
ねずみを見つけたら、すぐに駆除を行い、侵入しないように工夫をしましょう。