ネズミにはさまざまな種類があり、ほとんどは森や河川で暮らしていますが、ドブネズミやハツカネズミなど人の住んでいる環境を好むネズミもいて、会いたくなくても会ってしまう時もありますよね。

このようなネズミには怖い病原菌をもっているものもいます。

もし噛まれたら、どんな病気になる可能性があるのでしょうか。調べてみました。

ネズミがもっている病原菌って?

ネズミ(特にラット)はモニリホルム連鎖桿菌、ストレプバチルスや鼠咬症スピリルムなどの病原菌をもっていることがあります。

ネズミの鼻腔や鼻咽頭細菌叢で観察されます。

この菌は、噛まれた場合やネズミの排泄物で汚染された食物から感染します

人から人に感染することはありません。

感染すると、鼠咬症やアナフィラキシーショックを惹き起こします。

鼠咬症ってどんな症状が出るの?

全身感染症であり、症状自体はインフルエンザと似たようなものです。

まず、噛まれたところの傷はいったん治癒します。

そして3~5日の潜伏期を経て、2週間後あたりに悪寒、発熱、頭痛、筋肉痛が発現します。

噛まれた部位にもやがて発赤や腫脹がみられ、四肢の斑状丘疹状発疹が認められることもあります。

症状は1~3ヵ月持続するようです。

アナフィラキシーショックって?

蜂に刺された場合によく出てくる言葉だと思いますが、ネズミに噛まれた場合にも起こりえます。

一種のアレルギー症状で、全身が腫れたり呼吸困難に陥ったりします。

これはハツカネズミやドブネズミだけではなく、ハムスターに噛まれた場合にも可能性がある症状です。

野生 ネズミ 病原菌 病気 噛まれた

もし噛まれたらどうすればいいの?

噛まれたら、すぐに傷口を消毒し、清潔にしましょう。

それから、医師の処方を受けてください。

治療法にはペニシリンをはじめ、テトラサイクリン、ドキシサイクリンなどが挙げられます。

スポンサードリンク

まとめ

数ヵ月で自然に軽減治癒するようですが、治癒せずに亡くなる症例も13%とわずかながらみられます。また、合併症には心内膜炎、心膜炎、耳下腺炎、腱鞘炎などが挙げられますし、肺炎や肝炎を併発する場合もあるようです。独自で判断せず、噛まれてしまった場合は速やかに医師の処方を受けましょう。

スポンサードリンク