げっ歯類のリス、ラット、ネズミ。大きさも姿形も似たようなものですが、どう違うのでしょうか。

それぞれの特徴を調べてみました。

リスの特徴

オーストラリアと南極を除く世界中に生息しています。

日本には森林性の5属7種が観察されています。

そのうちの3種はムササビ、モモンガの仲間です。

植物の種子、果実、昆虫、キノコのほか、鳥の雛を食べるものもいます。

夏毛は短く、冬毛になるとフサフサになります。

主に樹上で生活し、小枝で編んだ巣を枝の上に作ります。

たまに地上に降りて食べ物を採ります。

ラットの特徴

ラットは人間が実験に用いるため、ドブネズミを改良してつくった動物です。

真っ白で目が赤いものが多いようです。

ドブネズミは主に黒がかった茶色で、頭から胴体が186~280mmあります。

人の住む場所や海岸、河などの湿ったところを好み、泳ぐこともできます。

ラットは遺伝子の数が人間とほぼ同程度のため、人間の疾患や遺伝子の謎を解明するのに役立つと考えられています。

ネズミの特徴

ほぼ世界中に生息している小型哺乳類です。

繁殖力が強く、生態系を支えるのに一役買っています。

植物の種子、果実、昆虫などを食べます。

樹上でも生活しますが、地中にトンネルを掘って巣をつくるものが多いです。

リス ラット ネズミ 違い

リスとネズミのクルミの食べ方

両者ともクルミの食べ方がユニークです。

リスの場合は、固いクルミを丈夫な歯で削って隙間をつくり、テコの原理で2つに割ります

割ったら片方の殻の上にもう片方の殻を乗せて、ちょうどお椀をもつような格好で中身を食べます。

同じようにクルミを食べるネズミにアカネズミがいます。

このネズミは殻に前歯で穴を開けていき、中身を取り出して食べます。

そしてあらかた中身を食べ、残りが取り出しにくくなってくると、別の側面からまた穴を開けます。

そういうわけで、アカネズミの食べた後のクルミには2つ穴が開いています。

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まとめ

ラットはもともとネズミに属するドブネズミを改良してつくられたもの。リスとネズミは似ていますが、ほぼ樹上で生活するリスに比べるとネズミは地上に降りることが多く、穴を掘って巣を作るものも多いことがわかりました。また、食べ物を食べる歯はリスのほうが頑丈にできているようです。どちらにせよ、固いクルミを削れるほど丈夫とは驚きですね。

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